13人の刺客(2011) DVD ラベル
明石藩主・松平斉韶(なりつぐ)は将軍の腹違いの弟という立場を悪用し
暴虐の限りを尽くしていた、重税に苦しみ立ち上がった庄屋一家をなぶり殺しに
しても飽きたらず、その娘の四肢を切断していたぶる、
尾張藩士牧野の嫁を強姦しその場を目撃した夫を惨殺するなど
あまりの暴虐を諌めるため、切腹して抗議した家臣の家族を弓矢の標的にする
といった快楽殺人に興じる狂人と化していた。
その、斉韶がいよいよ幕閣となり老中へ推薦されようとしていた。
これに脅威を感じた老中、土井大炊頭は大目付島田新左衛門に、斉韶の
暗殺を依頼する。
島田新左衛門は天下万民のためと粋に感じ大目付の役を返上し12人の浪士
を集め、決死隊を編成する。
旅の途中屈強な山の民を仲間に加えた島田は策を巡らし、参勤交代途中の、
斉韶一行の尾張通過を阻止し
迂回する途中、の宿場落合宿を要塞化して待ち受けていた。
しかし、斉韶は現れず、一行は気を揉むが、やがて明石藩家老
鬼頭の手配により、斉韶の護衛は70人から200人に増員されていた。
島田ら13人の200人を相手の壮絶な死闘が開始された。
いやー面白いですね。今年の映画ではベストじゃないでしょうか。
派手なだけでなく、構成やリアリティもお見事。
蝋燭しかないような、薄暗い室内の照明、おはぐろをした、既婚女性など
エイジングバッチリのセットなどが気分を盛り上げますが、稲垣メンバー
の変態殿様がそれはないだろうというほど狂いぶりでもうやめて
と言うばかりの凄惨なシーンが繰り返されます。
殆ど昔の東映のエログロ映画状態です。このへん
昔は菅 貫太郎さん、汐路章さんなどが得意としていましたが、
まさかアイドルの稲垣メンバーとは恐れ入りました。
前作で斉韶を演じた菅 貫太郎さんは時代劇のTOP悪役にのし上がりましたが
稲垣メンバーはどうするんでしょう?こんなに素晴しい熱演をしてしまって。
役者魂前回ですもんラストちかくで泥まみれになって。アイドルにもどれるんだろうか?
斉韶を観客に暗殺されても仕方がないと思わせておいて、中盤は島田島田新左衛門
と道場のライバルで明石藩家老鬼頭との虚々実々の駆け引きで魅せていきます。
そして、クライマックスの落合宿ではそれこそ斬って切って斬りまくる壮絶な
チャンバラです。ここにくると前半の抑えていたリアリティを投げ捨てて
アメリカのアクションもかくやのど派手ぶり。うーん最高だわこれ
目立っていたのは松方弘樹さんでまるでお父様(近衛十四郎)が
乗り移ったかの様な凄まじい剣さばきを魅せてくれます。
納得の141分。おすすめのDVD。映画館で見たかったなあ。
